今日の講義は「公立病院経営と掛川市立病院のこれから」
講師は掛川市立病院の院長五島一征氏
掛川市立病院が抱える問題
①医師・看護士不足
②施設・設備の老朽化
③赤字体質から脱却できない。
市からの補助金8億円入れても赤字
④救急体制の危機
今後10年間はこの状態が続くであろう。
これからは
一次医療を地域の開業医に徐々に移行し、市立病院では2次医療・3次医療へ移行していきたい。
院長からの生の現場の状況を聞けました。
現場の医師は疲れてます。時間外労働時間の増加や患者のモラルの低下、耳を疑うような話にびっくりです。
では、ここで医者にかかる十カ条
①伝えたいことはメモをして準備しましょう。
②対話の始まりはお互いのあいさつからです。
③より良い関係づくりはあなたにも責任があることがあります。
④自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報です
⑤これからの見通しを聞きましょう
⑥その後の変化も伝える努力をしましょう
⑦大事な事はメモをとって確認しましょう
⑧納得できないときは何度でも質問しましょう
⑨医療にも不確実なことや限界があることも理解しましょう
⑩治療法を決めるのはあなたです
それでも、私たちは諸外国に比べ安い医療費で高度な治療を受けているんですよ。